ニュースで騒がれていますね。
目撃された場所は、草戸峠の東側にある青少年施設「ネイチャーファクトリー東京町田」
前回記事で南高尾でクマの話をしました。
実はクマが逃げて行った方向、草戸峠を、どらが翌日19日の同時刻30分後ぐらいに歩いていたんだよね。
よく考えてみたら、翌日で助かった。
同じ日だったら、遭遇していた可能性がある(怖)
さて、このニュースを受けて、2023年の東京都のクマ目撃事例を調べてみました。
かなり多いですよ。
今年はブナ等のどんぐりが大凶作ということ。昨年は豊作で小熊の出産が多かったと思われること。
要は消費者(小熊)が多いのに、供給(どんぐり)が不足している状況で、需給のバランスが崩れている状態となっています。
クマも生き残るために必死なので、山から市街地へ食料を求めて移動するのでしょう。
同時にここで考えなければならないのはクマも生き物なので、水のある場所もポイントとなります。
何故、水のある場所?
簡単な理屈です。
水がなければ喉が渇いたら早々と退散するでしょう。
水があれば喉が渇いてもその地域に留まる時間が長くなるし、そこを中心に活動エリアを広げることも可能となります。
つまり山が迫っている市街地で水の補給もしやすい場所が、今後の遭遇危険性が高くなる地域だと推測できますね。