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お知らせ

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2024/04/16 荒崎海岸(4/21)を中止にし、日影沢~小仏城山(4/20)に変更しました
2024/04/07 鳥海山(7/26~7/29)の募集を締め切りました

2015年12月23日

カメラ下手でもワンランクアップ①

登山中のカメラの撮影って、難しいですよね。
どらは、撮影のベテランさんほどのテクニックはありませんが、
下手でも少しはましになる(ごまかせる?)方法で撮影しています。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも簡単にできる、
山の簡単写真テクニック、いかがでしょうか^^b

2015年12月21日

百蔵山 桃太郎伝説の山

「峠の涼風」のアクセスが1万回を超えました。
ただし、ブログ管理のために自分自身もアクセスするので、
100%ではありませんが^^;
変わったところでは、アメリカ・ロシアからもそれなりの頻度で
アクセスされているようです。
この場を借りまして、御礼申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、皆さんもよくご存じのおとぎ話「桃太郎」
実はこのお話は全国各地にあり、特に岡山県岡山市、
愛知県犬山市、香川県高松市の3つが有名です。
同じような話が全国各地に残されていることから、
単なるおとぎ話ではなく、大和朝廷の日本制覇の伝承では?
との説が有力です。

2015年12月15日

バリエーションで登る伊豆ヶ岳

◆12月13日(日)東尾根経由~伊豆ヶ岳
◆コース:
   西吾野駅~森坂峠~琴平神社~東尾根~伊豆ヶ岳~
   五輪山~小高山~亀石~馬頭観音~正丸駅
◆所要時間:5時間
◆主催者:ぽんた(K2、峠の涼風コラボ企画でした)
◆参加者:(敬称略)
   めいちゃん、ザグ、アビー、どら、ぽんた、(かも=K2所属)
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2015年12月10日

360度の展望、御前山と菊花山

◆12月9日(水)御前山~菊花山
◆コース:
   猿橋駅~神楽山~御前山~菊花山分岐~菊花山~大月駅
◆所要時間:5時間
◆参加者:(敬称略)
   よっちゃん、めいちゃん、どら
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2015年12月5日

山登りとダイエット

女性の皆さんには、興味津々のテーマですね。
どらは登山を始めて、半年で73kgから61kgへと、12kg体重が減りました。
まあ、3年前は「小太り・短足(短足は関係ないか^^)の体型でした。
以前に所属していた山の会に初めて参加した時に、同行の女性陣から、
「キャイ~ンの天野みたい・・・」と厳しい突っ込みを受け、内心ショック!
顔は笑ってましたが、心の中はズタズタ(大げさです^^;)
ちなみにその会の女性陣の突っ込み、まったく容赦がない(笑)

2015年11月30日

6つの滝をつないだ奥武蔵山行(11月29日)

◆11月29日(日)関八州見晴台
◆コース:
   西吾野駅~大滝~不動ノ滝~白滝~関八州見晴台~
   四寸道~花立松峠~黒山三滝~黒山バス亭
◆所要時間:6時間20分
◆参加者:(敬称略)
   オッチィ、アビー、ぽんた、どら
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2015年11月24日

12月のおすすめ 生藤山をはじめとする山々(笹尾根)

晩秋から冬場にかけてのどらのおすすめは、
ズバリ!笹尾根にある山々ですね。
人気の高尾山から奥多摩の三頭山にかけての
東西に延びる長い尾根です。
距離にして、30.46km。
高尾山から登ると、累積標高差は「登り:2560m 下り:1627m」の
ロングコースになります。
尾根伝いだけで標準歩行時間17時間以上!
さらに、高尾山への登りと三頭山からの下りが追加されるので、
日帰りは・・・無理ですね^^;

2015年11月13日

登山届について考えてみたら・・・

皆さんは、登山届を出していますか?
自治体によっては、義務付けている山もあるようですが、
そもそも、何のためにあるのか?から
登山届について考えてみたいと思います。

登山届の最大の目的とは,
自身が遭難したときに、早く、見つけてもらうため!
これに尽きると思います。
間接的、副次的には、
登山届を書くこと自体が、綿密な計画をたてることにつながる。
他人が遭難した時の、問合せ先として、協力できる。
などなど、他の意味合いもありますが・・・


2015年11月2日

またまた物欲?鶴ヶ鳥屋山(10月31日土曜日)

◆10月31日(土)鶴ヶ鳥屋山
◆コース:
   初狩駅~近ヶ坂橋~渡渉地点~(藪漕ぎ経験)~
   車道交差地点~鶴ヶ鳥屋山~宝越え~車道交差地点~
   船橋沢~笹一酒造
◆所要時間:7時間10分
◆参加者:(敬称略)
   ミレ、よっちゃん、あずき、ダウントン(次回からアビー)、どら
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2015年10月27日

11月のおすすめ 正丸山、川越(カンゼ)山

奥武蔵の伊豆ヶ岳。男坂の鎖場が有名ですね。
伊豆ヶ岳へ登ると、下山ルートは子の権現や武川岳方面へ
計画するのがメジャーですね。
あるいは正丸峠から下山するショートコースもありますが・・・

変わり者のどらの隠れたおすすめコースは、
まったく逆方向の旧正丸峠方向へ向かう下山ルートです。
正丸峠にある奥村茶屋の北側に、小さな山があるのをご存知ですか?
正丸山と言うんですよ^^
地図には載っていないですが・・・

その正丸山を経由して、川越(カンゼ)山、
旧正丸峠と進む裏ルートです。
11月は黄葉が見事で、しかも、まずは人に会うことはない静かなコースです。
歩行時間も4時間20分と手頃、道迷いの心配もない簡単なコースなので、いかがでしょう。
ただし、正丸山への登りは、キツイですよ^^;
参考までに地図を掲示しますね。



2014年11月14日撮影の写真を添付します。
見事な黄葉でした

正丸山からは、こんな尾根筋が続きます

静かな川越山、落葉の絨毯です

ススキが光り輝きます



2015年10月25日

エンヤの新しいアルバムが発売されるそうです

またまた、登山のブログなのに、エンヤ話題ですみません。
2015年11月15日に、新しいアルバムが発売されるみたいです。
聴いてみると、シンプルでいい曲ですね^^
 Echoes In Rain

ついでですが、昔の曲になりますが、
下記の曲もシンプルなメロディ、シンプルな歌詞が大好きです。
 One By One

次の記事までのつなぎの投稿でした^^

2015年10月16日

藪漕ぎで始まった馬頭刈山

急な募集、お詫びいたします。案の定、単独になりました。
◆本日のコース:
とうげん橋~(藪漕ぎ)~千足尾根~鶴脚山~馬頭刈山~高明山~瀬音の湯
◆歩行時間:5時間 所要時間:5時間30分


2015年10月10日

雨男、雨女は、本当にあるの?

最近、雨で山行が流れます。
悔しいので、どららしく、科学的に調べてみました。

各管区の気象台では、各地の雨の出現率の統計を発表しています。
それによると、東京は雨の日は115日/年間
雨の日の確率を計算すると、115日÷365日=約32%
つまり東京では、3回に1回は雨になる結果になります。

さて、ここからは雨男の言いわけで~す^^;
「峠の涼風」の山行計画は、10月11日の景信山で6回となります。
中止は2回。 なるほど~、計算すると2回÷6回=約33%
なぁんだ、確率どおりではないか^^b
梅雨時をはずして計算しなければいけないのでは・・・との声が・・・
聞こえてきそうですが、細かいことは無視です^^;
雨男、雨女のみなさん、安心してくださいね^^
あなたのせいではありません(キッパリ)

さて、ここまで調べたら、山行計画の立案に応用できることに気づきました。
各管区からは、過去30年間の日別の天気出現率が発表されています。
ちなみに、東京の10月11日前後の雨の出現率を見てみると・・・
10月10日:13.3%
10月11日:36.7%  景信山が雨で中止
10月12日:33.3%
あらら? 11日はもともと雨の確率が高かったようです。

ちなみに9月25日前後も調べてみました。
9月24日:46.7%
9月25日:46.7% 丸山が雨で中止
9月26日:40.0%
数字は、結果を物語っていました^^;

ただ、30年間ということは日別だと統計のサンプル数が30件になります。
統計的見地から考えると、サンプル数としては少ないですね。
全データをそろえれば、誤差率(不確かさの確率)を計算できますが、面倒なのでパスです。

さて、地域別に発表されているようなので、
皆さんも計画を立てるときの参考にしてくださいね。

東京の日別天気出現率へジャンプ

2015年9月30日

秋の夜長は、癒しの音楽で・・・

登山のブログですが、たまには音楽の話を・・・
癒し効果のある美しい音楽のジャンルを、"new age music"というそうです。
第一人者は、やはり、アイルランドの歌姫エンヤですね。
なんと、天皇陛下・皇后様もご愛聴されているとか・・・
楽曲は、ロード・オブ・ザ・リングで使われた"may it be"が有名ですが、
その他にも、どこかで聞いたような曲が一杯ありますよ^^

どらの場合は最近、歳のせいか、あるいは疲れているのか、
エンヤを流しながら眠りにつくようにしています。
3曲目あたりで、眠りについているようですね (-_-)zzz
安眠効果、抜群です。
そこで、どらのお気に入りの6曲を紹介したいと思います。
お暇でしたら、聞いてくださいね^^
癒されますよ・・・

 よく眠れる曲 Only Time       
この曲は、よく日本のCMで使われていますね。
どらが一番好きな曲です。
よく眠れるので、重宝しています^^b
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 覚えやすい曲 Wild Child      
この曲も、よく耳にしますね。
どらが2番目に好きな曲です^^
youtubeへ
 透明感のある曲 Caribbean Blue 
この曲も、CMソングとして、よく使われています。
3拍子の名曲ですね。
youtubeへ
 胸キュンな曲 Fairy tale        
エンヤの初期の曲です。
ロード・オブ・ザ・リングでも使われてた?
ちょっと、記憶にないので不明です。
でも、この素朴感が妙に好きなんですよ^^;
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 ホッとさせる曲 To Go Beyond    
ちょっと、マイナーな曲です。
初期の曲で、なんだかホッとするんですよね^^
youtubeへ
 不思議な曲   Book of days    
トムクルーズ主演の「遥かなる大地へ」で使われた曲です。
何が不思議かというと、リズムがどんどん変化するんですね。
イントロは4/4拍子、そのあと6/4拍子と5/4拍子の組み合わせ。
その後も、リズムが次々と変化します。
手を叩いてリズムをとると、その複雑さがわかりますよ^^;
youtubeへ

寝つきの悪い方には、エンヤはベストな音楽だと思います^^;

2015年9月20日

物欲に始まった刈寄山(9月19日奥多摩)

◆9月19日(土)刈寄山
◆コース
  武蔵五日市駅~(タクシー)~広徳寺~金剛の滝~今熊山~刈寄山~
  入山峠~鳥切場~不動山~高留沢ノ頭~広尾神社~夕焼け小焼け
◆所要時間
  7時間20分(歩行:6時間10分)
◆参加者
  ビビ、こまくさ、ララ、ミレ、ザグ、どら
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2015年9月14日

タマゴタケに癒された矢平山(9月19日中央線)

「峠の涼風」3回目の山行は、はじめての男性同士になりました。
まあ、今日のコース、女性向きではなさそうです^^;
同行者によると、松浦本(バリエーションルート専門の紹介本)に
記載されているルートとのこと。
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取り付きの石段
取り付きは鬱蒼とした分かりにくい石段から登ります。
見るからに蜘蛛の巣が多そうだなぁ・・・
同行者には、先頭を勧められましたが、
やんわりと拒否させていただきました^^b
案の定、蜘蛛の巣だらけでした。
(申し訳なく思っております)

渓谷沿いの道ですが、あまり踏まれていないので、荒れ気味でした。
かなりザレていること、道幅が狭いことから、滑らないように注意が必要な道でした。
ところどころに補助用ロープがあります。


渓谷の雰囲気は、中央線沿線近くとは思えないほどの山奥のイメージです。
涼しいので、夏場でもOKですね^^
そして渓流の二股で渓谷を離れ、尾根に向かうと、様相が一変します。
踏み跡が薄い山の急斜面を、木につかまりながら登ることになります。
正直、疲れました。距離の割に体力を消耗します^^;
誰とも会わない静かな山行でしたネ・・・
出会ったのは、猪1匹と脱皮したばかりの蛇2匹。写真は撮り損ねましたが。
動物の写真を撮るのは難しいですね^^;

さて、今回の山行では、たくさんのタマゴタケたちに癒されました。

卵から孵ったばかりの雛キノコ
働き盛りの若者キノコ

文字通り円熟の中年キノコ
とここで、おじいちゃんキノコはないかなぁと探していたら、突然、同行者が顔を突きつけてきました。
「おじいちゃんならここにいるよ」と(笑)
まあ、否定はしませんが・・・










舟山へ向かう稜線で道が分かれ、巻道かなぁと行ってみることに。
もし下山方向なら戻ることを選択肢に歩き始めました。
結果は巻道ではなく、下山方向でした。
例によって脳内には、ビールとそばがちらついているので、案の定、戻るという選択肢はどこかへ消えていました(当然ですね、いつものことです)^^b

銀竜草(ギンリョウソウ)が咲いていました。下向いていて、目玉が見えません。一度、青い目玉を撮ってみたいものです。







   
ということで、カメラをほとんど地面に置いて、強引に覗いてみました。逆光なので、フラッシュをたいて・・・うん?白い目?
ギンリョウソウではなく、ギンリョウソウモドキ(別名:アキノギンリョウソウ)とのこと。
こちらに会えるのは、めずらしいそうな・・・


今回のコースですが、高柄山への登りに使うと面白そうです。
近場にもかかわらず、自然のままの渓谷、道なき道の急斜面など、自然のままを体験できそうです。
ただし、下りに使うのはやめたほうがよさそうですね^^b
滑りやすい急斜面なので・・・

(おしまい)

2015年9月7日

気になる棚田百選:寺坂棚田(埼玉県横瀬)

次の登山計画はどこにしようかなと考えていたら、たまたまテレビで
日本の原風景「棚田」の紹介番組が流れていました。
「これだ!」と・・・
関東の近場で「棚田と登山を組み合わせるルート」はないものかと調べたら、
ありました、埼玉県横瀬に・・・
武甲山を背景に広がる寺坂棚田。しかも、9月は彼岸花の時期だ^^b
彼岸花の背景に棚田が拡がり、その向こうには武甲山。
これは絵になる写真が、いっぱい撮れそうだなぁ~と・・・
横瀬町観光webサイト:歩楽~里よこぜより転載
ということで、9月の後半(できたら稲刈り前)のどこかで、計画する気満々になってしまいました。丸山、日向山、との組み合わせかなぁ?
駅から駅なので、楽だなぁ~と^^;
素敵な動画も発見しました 「2013年寺坂棚田の秋」アルバム

さて近々、計画発表する予定です。
登録者の皆様で興味のある人は、YOMO山談話室でご意見を・・・

2015年9月4日

景信山東尾根の調査山行

9月3日(木)高尾山周辺の山々のバリルート調査の一環として、さらに
10月予定の「峠の涼風」公式登山の下調べとして登りました。
◆東尾根調査結果:
この尾根への取り付きですが、高尾駅北口発の京王バス(小仏行)で、
日影バス停または大下バス亭で下車します。
日影なら進行方向へ、大下なら戻る方向へ。
高速道路の下を越えたところが取り付きです。
コース地形図
A区間
登山口は、小下沢林道入口の資材置き場の南端からになります。
この取り付きは非常に分かりにくいので、気を付けましょう。
知らないと探しまくるかも・・・
最初の取り付きは、不明確な踏み跡の尾根の斜面となります。
斜面のどこから登っても(そもそもどこが道か不明)同じ結果ですね^^;
道なんか気にせず、斜面を登りましょうネ^^
かなり滑りやすい急な斜面なので、雨の翌日は下山に使わないほうが無難!
B区間
途中に鉄階段の降り口がありますが、これは高速道路への降り口なので、
降りると大変ですよ、登り返すのが^^;
尾根沿いの踏み跡ははっきりしています。
ただし、作業道なので標識はいっさいありません。
まあ、尾根沿いなので、道迷いの心配はありませんね。
時々、ピンクリボンがありますので安心です^^b
C区間
尾根には、478m(無名)と581m(大久保山)と2つのピークがあります。
もちろん山頂標識などは一切ありません。
植林帯が続くので景色はいまいちですが、小下沢を挟んで北側には、北高尾山稜の山々が続きます。
D区間
一挙に登山道が狭くなります。この時期、藪・下草が覆い茂っており、道が見えないほどです。
予想より蜘蛛の巣が少なく、ここ数日、誰かが通行したような気がします。
物好きは、どらだけではないんだなと、思わず、にんまりしました^^
なお、「この道通るな」と途中には枝が高く積まれていました・・・
D区間の出口には、通行禁止のロープが張ってありました^^

思ったより通りやすい道でした。
もちろん、人と会う可能性はほぼゼロでしょう。
景信山へ登るコースの中で、一番の静けさだと断言できます^^b

◆山頂風景:
景信山では、アゲハチョウ・セセリチョウが乱舞していました。
チョウたちの食事風景です^^
もっとも、献立は野アザミだけみたいです。

この蜂を接写していたら、突然、どらに向かってきました。
刺されないと思いますが、「うわっ!」と大声を上げてしまいました。
後ろで食事をしていたおばさんと目が合ってしまいました(バツが悪い)



◆下山はどこへ:
実は先般、どらは左手の中指に細菌が入り、抗生物質を服用しています。
内服薬の副作用で、お腹の調子が悪く、服用後の数時間は、いつお腹を下すかわからない状況!
「そんな体調で山に登るなって!」という声が聞こえてきそうですが、
そこは、我慢できないですよネッ!(分かりますよね?皆さんなら^^)
ということで、道中にトイレがたくさんある高尾山方向へ向かいました。
山頂に「水洗、ウォシュレット」がある山なんて、高尾山ぐらいですからね。
でも、小仏城山では、例の「ジャンボかき氷」、食べるつもりでした^^
お腹、こわしているのでは???
天はどらを気遣ったようです。城山茶屋は休みでした^^;
高尾山に到着後、この時点では、かき氷よりもビールに気持ちが変わっていました。ということでビールと味噌田楽で軽く一杯^^
まあ、こんな山登りもありでしょう・・・

(おしまい)

2015年8月28日

スズメバチ対策を科学の目で見る(2)

  黒を攻撃する理由     
「黒に反応する」という点について、考えてみましょう^^b
「天敵の熊が黒いから」と言われていますが、どうも、天敵の度合いは人間の方が高いようです。世界各国の幼虫を食べる習慣がある人種は、髪の毛の黒い人種という共通項があるとのことです。
まあ、「実際の理由はわからない」というのが真実みたいですが^^;
ただし、「攻撃フェロモン」噴霧以降は、色は関係なく攻撃してきます
夜は逆になるので、注意してください。
夜の黒は目立たないので、逆に白が注意を引く色となります
参考情報:所さんの目が点

なお、日中の最善の服装は、全身白というのが理想のようですが、全身白ずくめの登山者がいたら、かなり怪しい人に見えますね^^;
まあ、できるだけ明るい色の服装中心にしましょうね。
ただし後述しますが、全身が明るい色がベストと考えるのは早計ですよ^^

さて、色の話をすると、そもそもスズメバチの見る色の世界が気になります。
管理人どらは疑問を感じると、どうしても調べたくなるんですよね^^b
調べてみると、実は、スズメバチの色彩感覚は「分からない」というのが事実です。ある程度、判明しているミツバチの色彩感覚と同じでは?という意見が多いのですが・・・
参考までに、ミツバチの色彩感覚を図にしてみましょう。

「紫外線が見える」ということですが、この色は人間には想像がつきませんね。
また、「赤は見えない」というのが専門家の意見です。
そうすると、ミツバチは赤を認識しないので、赤い花には近寄らない?
そんなことないですよね^^
どらは、何らかの色(憶測では黒)を認識しているのではと勘ぐっています。
少数派ですが、「黒・グレー・黄色のどれか」という意見もあります。

ここからはどら流解釈になります(間違っていたらゴメンナサイ)
実は、黒と思うのには理由があります。
あくまで、スズメバチとミツバチが同じ色彩感覚ということが前提ですが・・・
というのは、スズメバチが攻撃する色の頻度を実験した結果があり、こんな結果になっています。

◆スズメバチの攻撃ターゲットの色彩順位
黒>赤>青>黄色>白
ここで、疑問なのは、なぜ赤が多いのか?
見えないのなら攻撃されないはず・・・なのに黒に次いで2番目です。
つまり、黒もしくは黒に近い色に見えるのではないかと想像するわけです^^
なお、スズメバチは白黒の世界に住んでいるという意見もあります。
色の明暗を見ているということですね。
でも、どらはこの意見には違和感を感じています。
なぜなら、同じ明度の赤と青で攻撃頻度が違うこと、他の昆虫(蝶々)が色覚を持っている(しかも赤~紫外線と人間以上)など、スズメバチだけが白黒?というのは、ちょっとねぇ・・・

  避雷針型ファッション    
三重大学に、スズメバチと攻撃色の関係についての研究結果があります。
結論を言うと、攻撃初期(レベル3段階)の攻撃機が少ない段階では、黒を主に狙ってきます。攻撃後期(レベル4段階)では、色の区別なく、攻撃を加えます。
興味のある人は、三重大学の実験結果(37ページ)のレポートをご覧ください。

ここで、対策としての服装を考える上で、世間の常識である「明るい色で統一」というのがベストとは限らないと、どらは考えました。
「レベル4段階」ではどうしようもありませんが、「レベル3段階」なら生贄(いけにえ)を作るという作戦が考えられます^^b
どらはそれを、避雷針型ファッションと命名します!
つまり、全身の中の一部に、刺されても被害を受けない黒いファッションを、雷に対する避雷針のように、あえて身に着けるという考え方です。
スズメバチの活動期は、夏から秋です。当然服装は薄着。
ということはトップス・ボトムには、黒は使えません。
登山者の持ち物のうち、スズメバチの針を通さないもの。
そう、帽子(厚手のもの)とザック、シューズです^^b
気づきましたか?帽子とザックとシューズに全面的に犠牲になってもらい、他の箇所が刺される確率を大きく減らす作戦です。

ベストの服装は、こんな感じですかね~
◆黒(赤でもいい)のやや厚手の帽子
◆明るい色のトップス
◆トップスほどではないが明るい色のボトム
◆黒(赤でもいい)のザック
◆黒(赤でもいい)のシューズ
ファッション的にも、おかしくないと思いますが、いかがでしょう?

  蜂が寄ってくる匂い    
よく香水・整髪料は、蜂が寄ってくるので使わないようにと言われますね。
あと、人間の汗も引き寄せ効果があるそうです。
特に、フルーツ系の匂いは蜂を呼び寄せる効果が高いようです。
注意すべきは、オレンジジュース!
オレンジジュースの飲み残しの缶にスズメバチが入り込み、それを知らずに口を付けて刺されるという事故が多いとのこと。
実は、オレンジジュースに含まれる「2ペンタナール」の匂いの成分が、スズメバチの攻撃フェロモンにも含まれているとのこと!

ということで、山へ行くときは匂いにも注意しましょう。
まとめると、
◆香水とか整髪料を付けて行かない
◆無香料の制汗剤は効果がある
◆特にオレンジ系の匂いは要注意

もうスズメバチなんて、怖くないでしょう^^b

(おしまい)

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2015年8月25日

スズメバチ対策を科学の目で見る(1)

山で一番怖い動物は?
ほとんどの人が熊と答えると思います。
どらの場合は、スズメバチと即答します。なったって遭遇確率が高い!
どらは、刺されたことはないのですが、偵察部隊のスズメバチ(2匹)にまとわりつかれたことがあります。無視してさらに巣に近づこうものなら、「警告行為」→「攻撃」のパターンでした。
スズメバチ対策を考える前提として、そもそもスズメバチの能力は意外と知られていません。
「敵を知り己を知れば百戦して殕(あや)うからず」
孫子の兵法ですね。
どらも調べ始めて、驚くことを知りました。

  恐るべき動体視力      
スズメバチの動体視力は、どれほどだと思いますか?
なんと、発砲されたピストルの弾丸が見えるというのです(本当かよ・・・?)
にわかには信じられず、数字で確認してみようと、スズメバチの目の機能の
比較表を作ってみました。
早い話が、スズメバチは7倍のスロー再生の世界に生きているんだね。
ピストルの弾丸の初速は、秒速300m。ちなみに野球のピッチャーの球は、
時速150km。秒速に換算すると42mで、弾丸の約7分の1弱。
あらら~本当だった。野球のボール並みに見えるんだねえ^^;
ということは、スズメバチが映画を見たら、間の空いたスライド写真に見えるんだなぁ。しかも、同じような写真が延々と・・・

さて、この表をもとに、スズメバチと遭遇した時の逃げ方を考えてみましょう。
①の視力については、かなり悪い。ということは、5mも離れれば大丈夫ということになります。
②の動体視力についてはスローの世界なので、ことさら静かにしなくても、
普通に後方へ離れればいい。
スローの世界なので、ゆっくりと動くなら3mの静止範囲でもいいですね^^
④の視野については、縦方向に弱いので、かがみながら逃げればいい
ただ、手で払う等の行為は厳禁です。スローの攻撃行為に見えるので、
余裕の反撃を受けます!
まあ、以前から指導されている内容とほぼ同じですね。

参考までに、8倍スローの動画を見つけました(7倍はありませんでした)
これよりやや早い動きのイメージです。
スズメバチはこんな感じで、人を見ているのですね^^
参考動画へ

「大声を出して刺激してはいけない」という指導も見かけますが、あれ?聴力よかったんだっけ?と調べてみると、驚きの事実が判明!
耳がなかった^^; 
ということで音は聞こえません(キッパリ)
ただし振動は感じるようなので、巣に振動が届くような大声(どんな声だ?)でないかぎり、みんなに危険を知らせてあげましょう。

  攻撃モード発動の条件     
まずはスズメバチの気に障る行為を慎みましょう。
そもそも気に障る行為とは・・・?
①巣へ近づくこと 
②攻撃を受けること
この2点ですね^^b

まず、①の巣へ近づくこと。 これは嫌がるだろうなぁ~
領空侵犯に対する自衛隊機のスクランブルみたいなもんだなぁ~
熊だけでなく、人間も天敵ですよ、スズメバチにとっては^^;
昔の山間では、「蜂の子」は貴重なタンパク源!DNAレベルで敵だと思われています。実は、蜂を食べる世界の人種の共通点は、黒い髪だそうですよ。
だから、黒い物に反応するのかなぁ~
まあ、本当のところは蜂に聞くしかないのですが・・・^^;

巣の10m範囲が、スズメバチの領空です。
ということで、スズメバチのスクランブル体制について説明します。

 レベル1 
巣の10m以内にあなたが近づくと、待機中の偵察隊がスクランブル発進。
あなたの周りを、「領空侵犯してますよ」と飛び回って警告します。
この状態は、みなさんも経験したことがあるのでは? ^^
ここが逃げるポイント。スズメバチの視野からはずれるように、かがんでゆっくりとその場を離れましょう!絶対に手で払わないこと。
スズメバチにとって手で払う行為は、領空侵犯機にミサイル発射されたようなものです。即、反撃を受けます!

 レベル2 
さらに近づくと、数機の偵察機が緊急発進!
ホバリング(空中停止)しながら、大顎を「カチカチ」鳴らします。
自衛隊機で言えば、「バルカン砲での警告射撃」状態です。
まだ間に合います!レベル1と同様に、その場を離れましょう。
ちなみにどらは、警告音一歩手前のホバリングはされたことがあります。
目が合うというか、本当ににらめっこ状態ですよ^^;
正直、怖かったです・・・
なお、この威嚇行為を飛ばして、レベル3に移ることもあるので、ご注意を!

 レベル3 
さらに無視して近づいたり、巣に振動を与えたりすると、いよいよ攻撃体制!
巣で待機中の攻撃機に「攻撃せよ」との信号を送ります。
信号は、「攻撃フェロモン」を空中もしくはターゲットに噴霧。連動して、巣の中でも「攻撃フェロモン」が噴霧されます。
攻撃機は、あなたに対しミサイル発射(攻撃)してきます。
こうなったら、ゆっくりなんて考えずに一目散に逃げる一手です。

 レベル4 
巣への直接攻撃を受けた場合は、全面戦争です。
全機がスクランブル発進し、あなたに攻撃を加えます。
「カミカゼ特攻」状態で、敵に食らいつき(文字通り皮膚にかみつく)、何度も毒針で刺します。ミツバチと違って、何度も刺すことができます。
こうなると、すでに遅いのですが、走って逃げるしかありません。
レベル3では、警戒区域内の限定攻撃でしたが、このレベルでは、相手に致命傷を与えるまでは執拗に攻撃を加えます。
数十メートル追っかけると言われていますが、100mの例もあるので・・・
ちなみに、スズメバチの飛行速度は、時速20~30km(オオスズメバチ40km)
早いですよ!
目が悪いので、フェロモンをたくさん浴びていない限り、5m引き離すつど、数は減っていきます^^b
頑張って、ひたすら逃げましょうね^^;

さて、次回は服装・臭い・生息範囲の話から、運悪く、刺されてしまった場合の対応について述べたいと思います。
(おしまい)

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2015年8月20日

森の妖精レンゲショウマ達に感激^^(8月19日奥多摩)

御岳山のレンゲショウマ、見事でしたねぇ~
見頃を過ぎつつあるのかなと感じました。
どらは、見頃よりも少し前の時期のほうが好みです。
一度、雨あがりのしっとりしたレンゲショウマの写真をとってみたい^^;
参加者のコメントへジャンプ

◆コース
鳩ノ巣駅~大楢峠~御岳平~富士園地~御岳平~(ケーブル)~御嶽駅

鳩ノ巣駅から御岳山近くまでは、どら達の貸切でした。
まぁ、この暑い中、この道を通る人はいないとは思いましたが・・・
でも、風のあるところは気持ちよかったですよ^^b

さて本来は、大塚山経由で古里駅下山の予定でしたが、雲行きが悪く、
ひと雨ありそうなので、登りの途中で、ケーブル下山を決断。
その後、天候は回復したのですが、一度、「ケーブル下山+ビール」と
決めた後で、また大塚山経由に変更する気がおきず、軟弱なコースに
してしまいました。
「御岳平でビール+おやき」の魅力に負けてしまったどらでした。
最近、計画通りに歩いていないような気がする・・・
ま、同行者も納得したから、よしとしよう(言い訳です)^^;
ちなみに、ケーブルカーが新しくなっており、ゴレンジャーみたいな原色でした。

下記のレンゲショウマの写真、いかがですか?
どらは、スカートの下(笑)から覗くアングルが似合う花が大好きです^^
ナンチャッテ・・・

可憐なレンゲショウマ、いいですねぇ~
レンゲショウマ、満開です













この葉っぱ、なんでしょうね?
帰宅後調べたのですが、よくわかりませんでした。














下山後、御嶽駅のインフォメーションセンターへ情報収拾へ。
同行者と熊の話をしていたら、係員のおばさんが話に割り込んできました。
なんでも、昨年の11月、登山者が「ドサッ、ザザー」と音がしたので、上を見上げると木の枝に小熊が1匹。母熊が木から落ちたようで、そのまま逃走。
育児放棄?熊の世界も・・・
小熊は木の上でキュゥーと泣いていたそうな・・・
ちょっと、胸キュンな話でした。
でも、考えてみたら、危ない話だなぁ・・・襲われなくてよかった^^;
(おしまい)

2015年8月18日

落雷対策を科学の目で見る(2)

前回の記事では、保護範囲までの話をさせていただきました。
でも、そんな安全な場所がまわりになかったら・・・ ^^;
これは焦りますね~
どらの場合も、あわてて少しでも安全な場所を探します!

  少しでも安全な場所は?  

雷はとがったもの、出っ張ったものが大好きです。
尾根筋を歩く人間なんて、はっきり言って、歩く避雷針状態です。
まずは尾根筋にいたら、斜面や窪地へ逃げてください。
あと樹林帯で、できるだけ木がまばらなところ。
木から4m離れられない場合は、せめて2m離れてくださいね。
側雷撃は防げませんが、即死の可能性が低くなるそうです。

登山中に危険なものは、以下の3つですかね。
◆尾根筋や広い場所(自分が避雷針の状態)
◆樹木のそば(側撃雷の可能性が高い)
◆保護範囲外に設置されたテントの中(はっきり言って避雷針そのもの)
◆保護範囲外の小さな東屋の柱のそば(はっきり言って避雷針の横)
ということは、上の4つを避けることが、完璧ではないものの、安全対策ということになりますね。
なお、東屋の場合、柱や天井から4mは無理としても、2mの距離を置くなら、多少危険度は下がります。

   導体、絶縁体         
  
さて被害を最小限に抑えるには、また電気の性質に戻りましょう^^b
前回の記事、覚えていますか?
性質1. 電気はプラスからマイナスに流れる(電子の流れは逆)
性質2. 電気は通りやすい道を選ぶ

そこで何故、側撃雷なんて現象があるのでしょうか?
樹木に落ちた雷の近道はそのまま地面へ直行のはずなのに、
わざわざ側にいる人間を襲うなんて!
重要なのは、「性質2. 電気は通りやすい道を選ぶ」です。
実は人間は、木より電気を通しやすい物体なんですよ。
そもそも人間の体は、電気信号で筋肉を動かす仕組みになっています。
だから、通りやすい人間の体へ方向転換するんですね^^b

そこで、導体、絶縁体の話をしましょう。
導体とは、電気を通しやすいもの。
金属全般は導体ですが、特に銀・銅・金・アルミ(通し易い順)などは導電率の高い代表です。
銀はコストが高いので、街中の電線には銅が使われていますネ^^b

次に絶縁体とは、電気を通さないもの。
紙、ゴム、木(水分を含まない)、プラスチックが代表例です。
つまり、電気は木より人間の方が好きなんですね^^;
だから、側撃雷という現象が起きるんです。
ただ、木と人間の間には空気という壁があります。
空気は、本来は電気を通さないのですよ。万が一、電気を通したら、家の中はコンセントから電気が飛び交う空間になってしまいます。
住んでいる人は即感電します^^;
ただ、雷の電気エネルギーは非常に高いので、空間を飛び越えることができるんですよね。そこで4mという安全距離(飛び越えさせない)を置くことになります。

気づいた人はいますかぁ? そうすると鉄塔の側は安全なのではと?
そう、導電率は 鉄塔>人間 なので、実は安全なのです。
ただ、落雷のショックがあるので、2mぐらいは離れましょうね^^b
ちなみに、鉄塔>人間 を証明する身近な例があるんですよ。みなさんもよく目にしている光景です。電線の小鳥さんですね。
もっとも、服を着ている小鳥さんは見たことがないと思いますが^^;
に注目!







電気は通りやすい電線のほうへ流れ、小鳥さんの足には向かいませんネ^^ 誤解のないように追記しますが、小鳥さんの足にも少量の電気は流れています。感じないほどですが・・・それぞれに流れる電流の計算式は、マニアックなので省きますね^^
さて、同行者がいる場合は、それぞれの間隔をあけてくださいね。
密集していたら、一人に落雷した場合、連鎖的に側撃雷を受けます。
まあ、恋人同士なら一緒にシビレルのもありかもしれませんが・・・ ^^;
そして、少しでも安全な場所に移動したら、姿勢を低くしてください。
次は、被害を最小限に抑える姿勢の話に移ります。

   安全な姿勢とは         

「性質2. 電気は通りやすい道を選ぶ」
そして、致命傷になるのは内臓の損傷(やけど)。
この二つを理解していれば、必然的に安全な姿勢が決まりますよ^^b

つまり、できるだけ自分に電気を向かわせない。
そして運悪く感電した場合は、感電経路を短くする。
さらに、内臓ではなく体の表面に電気を流す。
そんなうまい方法があるのかって?

下の絵をごらんください。
ケメ子のウエブログより抜粋
①できるだけ低い姿勢をとる
②爪先立ちをする。その場合踵を合わせる。
③両耳をふさぐ

①は、雷は出っ張りが好きなので、姿勢を低くすることで、出っ張りを小さくするためです。ただし、寝そべってはいけません、実は近くに落雷したとき、水分を含んだ地面を電気が走ります。地面よりは人間の方が導電率が高いので、電気が寝そべった人間に向かいます。
②は、爪先立ちすることにより、地面との接触面積を小さくしています。やけどの範囲が小さくなります。また、踵を合わせることにより、最小限の電気の通り道(地面→爪先→踵→反対の踵→反対の爪先)を作っています。
ちなみに、踵をつけずに足を開いていると、股下を電気が通ることになります。
男性の場合は致命傷かも^^;(下ネタ、ゴメンナサイ)
③は落雷時の鼓膜の保護です。

さらに、金属を身に着けていた場合、捨てる必要はありません。
以前は、金属は危険と言われていたのですが、現在の科学解釈は、逆の判断をしています。 致命傷は内臓の損傷なので、持っている場所、身に着けている場所に寄りますが、その部分で電気を表面側に逃がす働きをします。

さて、最後にどら流のさらなる安全策を記載します。
たぶん、このような指導は誰もしないと思いますし、過去にもないでしょう。
科学の目で見ると、あり!と確信しています^^b

そもそもこの姿勢って、疲れると思いませんか?
どらは雷が過ぎるであろう数十分間、この姿勢を保ち続ける根性はありません(キッパリ)
そこで、いいアイテムがあることに気づきました。
それはストック(特にアルミ製)です。
アルミは、人間よりはるかに電気を通しやすい物質です。
しかも導電率がベスト4のすぐれものです。
そう、ストックを地面に置いて、その上に乗って、足を揃えてしゃがめばいいんだ!電線の小鳥さんの状態を作るわけです^^
これならベタ足でいいし、疲れない^^b
いかがでしょう?

(おしまい)

落雷対策を科学の目で見る(1)へ

2015年8月10日

熱中症?足が重い棒ノ嶺(8月7日奥武蔵)

山登りを始めて、初の登りでの失速でした^^;

さて、奥多摩側の上日向からアプローチ。
どらは、とんでもない失態を演じてしまいました^^;
同行者との話に夢中になり、またその話の内容が結構のめりこむ話題で、
棒ノ嶺への分岐を見事に見落としてしまいました。
話の内容は聞かないでください!秘密です。

なんとあろうことか、あの炎天下の中で、林道「大丹波線」を延々と・・・
歩き続ける・・・しゃべり続ける・・・そして、さらにしゃべり続けること
片道50分、往復100分、いやぁ~疲れましたねぇ・・・
考えたら、川苔山が近いような?気がします^^;
水分の持参量から水分不足に陥る計算になりますが、地元の人が水を汲んでいるのを見て、「飲めますかぁ?」と質問。「大丈夫ですよぉ」と神の声。
助かりました。
あらぁ~、水場の看板のキャラに「め-ちゃん」の名前が^^
めーちゃんキャラが・・・ ^^

貴重な水を提供してくれためーちゃんに感謝しつつ、先を急ぐどら達。

わさび田を過ぎたあたりから、急に足が重くなってしまいました。
これは? もしかして? まさか?
照り返しのきつい林道を歩いていたからなぁ・・・
昨日は睡眠とれたけど、一昨日は徹夜作業だったなぁ・・・と。
どうも軽い熱中症になっていたようです。
帰宅後、筋肉痛皆無にもかかわらず、食欲がわかない、体がだるい、お腹も壊してるし・・・などの症状が・・・2~3日続きました。

さて、出発も遅く、無駄な時間を費やしたので、山頂にはほとんど人がいない状態でした。
ピーク到着後は、ずっと下りなので、何とかなりましたが、
真夏の低山、気を付けなければと反省です。
第2ゴルジュを上から・・・

白谷沢を下りに使ってみましたが、メジャールートも逆回りだと、新鮮な感じがします。

最近、チョンボの多いどらでした。
(おしまい)

2015年7月21日

午後から高尾山 稲荷山東尾根は通行できるか?

7月20日(月)、三連休の最終日、どら得意の昼から登山。
前から気になっていた稲荷山東尾根へ調査に行ってきました。

ヤマレコの記事も2011年が最後、当時の下山口は圏央道の工事現場^^
工事の終わっている現在は?
結論を言うと、下界復帰はかなり大変でした。
はっきり言うと、どこへ降りていいかわからない状態ですね^^;

まずは稲荷山東尾根は、稲荷山東屋の南側から降りていきます。
以前は何もない斜面でしたが、今は階段になっています。
ただし、柵で遮断されています。
周りの皆さんの「どこへ行くんだ?」の目を気にしながらのバリルート突入。
この、人の目、好きなんですよねぇ~(もしかして目立ちたがり?)
すぐ下に稲荷山の巻道があり、もちろん東尾根方向への道標はありません。
歩き始めはやや荒れ気味も、しっかりした踏み跡があり、安心です。
圏央道が見えてきましたが・・・

圏央道が見え始めるころには事態が一変します^^;
踏み跡なし、濃い藪の連続!
そもそもどこへ降りていいか不明!
たしか、高速道路へ立ち入ると道路交通法違反だよなぁ~
さて、南へ行くか?東へ行くか?
うるさい藪や蜘蛛の巣と戦いながら東尾根をトラバース気味に南方向へ!
いざ、竹藪突入!
当初、気にしていた蜘蛛の巣が、後半は気にならなくなりました(慣れとは恐ろしい^^;)
誰も通らないだろう竹藪を抜け、沢を渉りようやく高速道路手前へ到着。
このあたり、探検気分です^^
ついに、3mの深さの高速道路の排水路に行く手を阻まれました(泣)
2011年当時は工事現場だから降りれたんだよね、きっと^^;
ピンクリボン発見しましたが・・・
仕方ないので、さらに道なき道を東方向へ。
ふと、前方を見ると、ピンクリボン発見!
「やったぁ~」
でも、近寄ったら金網で閉鎖されていました。
金網の先には、ピンクリボンが続いています。
さて、どうしたものか?
金網を乗り越えるようなことはせずに登りかえして、大回りで、向こう側へ行くと踏み跡発見^^b
ようやく記憶にある風景を発見。
こんなところに出るのかぁ^^;
ここで、またまた問題発生。
金網で完全に閉鎖されていて、出れない;;
ようやく出入り口を発見しましたが、南京錠がかかっていました・・・
ここに出ました^^
目の前には信号待ちの車が一杯。
運転手さんたちの目を意識しながら、
強引によじ登って、下界に復帰しました。
いやぁ~
恥ずかしかった^^;

(おしまい)

2015年7月14日

最後に失速、大菩薩嶺

「大菩薩嶺」から奥多摩「小菅村」。
7月11日(土)、梅雨合間(もしかしたら梅雨明け?)の中、山登りへ。
それにしても、大菩薩は人気ありますねぇ~
甲斐大和駅発のバス(8:10発)、臨時便含めて5台準備されていました。

◆コース:
 上日川峠~福ちゃん荘~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~大菩薩峠~
 フルコンバ~大菩薩小菅林道~小菅村役場~小菅の湯

◆所要時間:7時間40分 20分ぐらい道迷いしました^^;

大菩薩小菅林道の一部以外は、道迷いの心配はないと思います。
雷岩の手前の登りで、一挙に景色が開けます。
大菩薩湖と富士山の景色がすばらしいですネ。
大菩薩峠までの尾根伝いは、開放的な景色が続きます。
大菩薩湖と富士山
霞んでいますが、晩秋だと見事だろうな^^
大菩薩嶺・大菩薩峠間の尾根
開放的な尾根で、気持ちがいい
 ピークの大菩薩嶺は、樹木が邪魔で景色は楽しめません。
お昼するなら、雷岩周辺がベストですね。
もちろん、「馬鹿と煙は高いところへ登る」を地で行く管理人どらは、
雷岩に登っての食事でした^^
どうせなら、富士山や南アルプスの山々を見ながらの食事のほうが
楽しいでしょ^^b

さて、大部分の人は大菩薩嶺中心の周回でしょうが、どら達は、
人気薄の大菩薩小菅林道方向へ。
予想通り、ほとんど人はいませんでした。
「へその曲がった」どら満足のコースです^^;

途中のこんな道標に、思わず「山道」方向へ行きたくなりました。
でも、道標に「山道」ってどうよ(偶然の親父ギャグ)、と思うのはどらだけ?

好奇心旺盛な方は、
山道って表示、意味ある?釣られるでしょうが!
釣られないようにご注意ください.。
どらも行きかけたし^^;

その後、事件発生。
大菩薩登山口手前の沢沿いで、分岐に気づかず、無名の滝のそばの木橋を渡り赤沢方面へ。
何か変?嗅覚に反応が・・・
西に向かうはずなのに、沢の先を見てもそのような道があるように見えない。

ということで引き返したところ、沢へ降りる手前で、西方向への分岐発見^^見落としていました(反省)

そして、最後の悲劇がやってきました。舗装路に入り、右ひざに異常発生;;
強い痛みが発生したのです(くせになったかも・・・)急速に失速。
それまで標準タイムより早いペースで歩いていたのですが、ペースダウン。
温泉に行きたいので、白糸の滝をパス。小菅の湯には16:50到着。
最終バスが17:45なので、急いでお風呂へ。
長風呂タイプのどらには厳しい残り時間です^^;
あわてて服を脱いで全裸になり、「あれ?タオルは?」
どうも、途中で落としてしまったようです^^;
あわてて服を着て、受付カウンターまで直行。
タオルを購入して、また服を脱いで・・・と・・・
時間がないのに・・・ネ
ということで、下山は散々のどらでした。 (おしまい)

2015年7月10日

落雷対策を科学の目で見る(1)

落雷の季節がやってきました。
山を登る人にとって、夏場の落雷は要注意ですね。
管理人「どら」は好奇心旺盛で、いろいろな落雷対策を聴くにつけ、「なぜ?」って思うんですよネ^^
そこで、落雷を科学的に調べてみようと思いました。

調べて行くうちに、従来の落雷対策に「なるほど~」とか、「あれ?」とか・・・
いやぁ~、調べてみるものですね^^
知らないことが一杯ありました。
本質が理解できると、危険の範囲が明確になり、必要のないところでむやみに怖がったりする必要がなくなります。
雷を必要以上に怖がって、急ぐあまり転倒したり、滑落したりするのでは、
本末転倒ですものネ^^;

  雷はそもそも電気です  
標題にあるように、雷はそもそも電気なんですよネ。
ということは、電気の性質を理解することが、まずは第1歩^^b
さて、電気の性質を考えてみましょう。

性質1. 電気はプラスからマイナスに流れる(電子の流れは逆)
性質2. 電気は通りやすい道を選ぶ

この性質1.と性質2.を理解すれば、おのずと危険回避できますよね。
まずは性質1.の前に、雲の中で電気が生まれる仕組みは?
実は、明確な定説はないんですが、以下の仕組みと言われています。
なぜ下部がマイナスに帯電するかはわかっていないのですが・・・














さて、雲の下部にできたマイナスを帯びた水滴のマイナスイオンは、どこへ行くのでしょうか? ここで「性質1.プラスからマイナスへ流れる(電子の流れは逆)」を思い出してください。
そう、電子の相手先は、プラスの帯電先の雲の上部になりますね。
雲の中で光る稲光です。

そこで、図をもっと大きな視野で見てみましょう。
そのうえで、「性質2.電気は通りやすい道を選ぶ」を考えてみましょう。


マイナスイオンの行先が雲の上部だけでないことがよくわかります^^
電気は通りやすい道を選ぶのですから、近くにあるものへ落ちる確率が最も高くなります。下の地上方向へ、あるいは横の高い山へ、万が一、雲のマイナス部分が下にあるような高い山なら下からだってありえます。
横や上なのに、落雷という表現は、違和感がありますが^^;

  より安全な場所とは?  
それでは、「より安全な場所へ」を考えてみましょう。
まず、基本ですが、落雷で、絶対安全な場所はありません。ただ確率的にきわめて危険度の低い場所ならあります。交通事故に合う確率より低ければ、安全と言っても差支えないでしょう。

安全な順に並べてみましょうね^^b

①まずは、雷が発生しやすい場所に行かない
  当然ですが、天気が不安定な時は、山へ行かないのが一番です。
   ただ、管理人「どら」もあまり守れていません(反省^^;)
②雷雲(積乱雲)がモクモクと立ち始めたら、雷の発生が近い
  すぐにより安全な場所への移動を考えましょう。
  かすかでも「ゴロゴロ」と聞こえたら、いつ落ちても不思議ではありません。
  ましてや、激しい雨が降り始めたら、完全に逃げ遅れの状態です。
③大きな建物の中へ逃げる(ほぼ安全)
  避雷針のある山小屋や避難小屋の中は、比較的安全です。
  ただ、部屋の中のどこもが安全というわけではありません。
  壁面、電灯などから1m、テレビからは2m離れる必要があります。
  建物に雷が落ちた時の側撃雷を防ぐためです。
④建造物、樹木の保護範囲内へ逃げる(95%安全)
  といっても、そんなに都合よく、建物があることはまれですね。
  どらの場合、天候が怪しくなり始めたら、この保護範囲を意識して歩きます。
  この保護範囲というのは、比較的、落雷の直撃を受けない場所です。
  次の図を見てみましょう^^b

要は、高いもの(樹木など)のどの部分からも4m離れ、頂点からの角度が45度の内側の範囲が、安全だということです。
なお、高さが30m超えるような樹木や建造物の場合は、角度よりも底辺の距離で、4m~30mの範囲内が保護範囲となります。

さて、次回は導体・絶縁体の話から、逃げる時の姿勢、持ち物の話をしたいと思います。
あなたの常識が間違っているかもしれませんよ^^b

(おしまい)

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2015年7月3日

強引な崩落地登り、南沢あじさい山^^

空は紫陽花(あじさい)日和の曇り空。しかも雨模様の梅雨時。
7月2日(木)ベストな天気と、意気揚々、武蔵五日市駅をスタートしました。
◆予定コース
武蔵五日市駅→南沢あじさい山→金比羅尾根→日の出山→築瀬尾根→澤ノ井園(利き酒)
◆結果コース
武蔵五日市駅→南沢あじさい山→星竹林道→瀬音の湯

あじさいの中の笑顔のZIZI
南沢あじさい山までの道中は、いたるところで、森の小人「ZIZI」が案内してくれます。
道標を見なくても、小人の姿を追いかけると、いつのまにか南沢あじさい山に・・・
ZIZIは、NHKの人形劇「プリンプリン物語」の人形の作者、友永詔三(あきみつ)氏の作です。

同氏の「深沢小さな美術館」は、こじんまりした美術館です。いい感じですね。
あじさい山の奥にありますが、どらはまだ見ていません。いつか行かねば^^;


雨がよく似合う奥多摩の南沢あじさい山。
個人の山ですが、山の斜面いっぱいの10,000本のあじさいが、どらを迎えてくれました^^ ただ、ピークは過ぎつつ・・・でしたネ。

あざやかな青と水滴がキレイです
とはいえ梅雨時なので、あじさい達も、雨を浴びて、元気いっぱいでした。









あじさいの道を行きます
道は、あじさいの中を行きます。
去年来たときと違い、道には砂利が。歩きやすくなっていました。
さまざまな色のあじさいの歓迎を受けました



















あじさい山を後に、先へ行こうと急坂を登り始めると、左手にどらの冒険心を呼び起こすピンクリボンが、小さな沢の先に・・・
とても、道には見えないのですが、方向は金比羅尾根^^
これは、行くしかないな・・・と沢の中へ足を踏み入れてしまいました^^;
さて、結果や如何に?
(上から)斜度と長さ、伝わりますか?
横幅2mぐらいの小さな沢を登り詰めた結果は、なぁんと・・・斜度50度、距離40mぐらいの大崩落地でした。崩落地の先は、十中八九、金比羅尾根の立体交差の手前でしょう(上は何回か通っているので想像がつく)
引き返そうかな?強引に登ろうかな?
結局、誘惑に負けてしまい、急斜面を強引にアタック開始!
万が一、足を滑らせても、ズルズルズルーと行くだけなので、怪我の心配はないだろうと判断。
(良い子はまねをしないようにネ^^;)
足場は滑る、手を使いたくても掴めるのは浮石のみ。靴のエッジを最大限に利かすため、足は思い切り開いた状態。手は浮石を斜面に押し付けて摩擦力活用^^;
いやあ~、ここは疲れましたね~ 落石が心配なので、上を見ながら首を上げていたので、登り切った後、首が痛かったです^^;

さて、ここで2つの問題が発覚・・・
◆雨で濡れた斜面だということは、下半身が泥だらけ(電車乗れないよぉ~)
◆途中藪こぎしたので、ザックにダニの死骸が数匹(マダニ、怖いなぁ~)

一挙にテンションが下がりました。 しかも雨もポツポツ・・・と
どらの頭の中で、瞬時に、次の公式が成り立ちました。
◆行く先は?=温泉+ビール>日の出山+利き酒

ということで、十里木にある瀬音の湯へ向かって、星竹林道を西へGO!
ズボンをきれいにする、マダニにやられてないか確認する、
そして冷たいビール、頭の中はそれだけでした^^

瀬音の湯では、よそのおばちゃまとお話三昧。
どうも、どらは見知らぬおばさんたちに声をかけられやすいオーラがあるそうな・・・
そういえば先般も、街中を歩いていたら、ベンチのおばさんに声をかけられました。ペットボトルのキャップ、開けてくれって・・・(おしまい)

2015年6月30日

高尾山の良さをアピール

お待たせしました(待っていないって?)
それはうそです。(何故わかるかって?)
ブログには統計分析できる機能があるんです。
「高尾山徹底分析」のタグ、結構、クリックされているようです^^;
ということは、興味のある人が多いということ・・・(ばれていますよ^^)

それでは、高尾山、徹底分析の投稿を開始したいと思います。
ミシュランガイドで三つ星を獲得した高尾山ですが、そもそも、この三つ星、どんな観光地が、獲得しているのでしょう?
気になったので、ちょっと調べてみました^^

正確には、「ミシェラン・グリーンガイド・ジャポン」といい、三つ星は日本の観光地の20か所が選定されています。
その中で、登山に関係するところはというと・・・
以下の5つかな・・・
◆富士山:言わずと知れた世界遺産。これははずせませんね。
◆高野山:日本の仏教の聖地ですね。外国人受けしそうです。
◆屋久島:樹齢2000年~7000年の鬱蒼とした自然を体感できますね。
◆熊野古道:1000年を超える自然崇拝の霊場ですね。
そして、高尾山ですね。
◆高尾山:都心から1時間以内で、豊かな自然が評価されました。

他の三つ星に比較して、何か俗な感じがしないでもないですが、
そこがまた、手軽でいいかも・・・ですね^^

さて、管理人「どら」が感じる、高尾山の良さは・・・
◆なんといっても、その手軽さ。当日の天気を見て、昼からでも登れます
  どらがよくやるパターンですね。
  登山というより、他に目的があるパターンです。
◆あと、初めての山を登る入門者から、健脚まで、いかようにも設計できる
  コースの多彩性
   こんなにコースがあるんですよ^^b
 ・メジャーな1号路(表参道)6号路(沢沿い)稲荷山コース(尾根沿い)
 ・マイナーな蛇滝コースいろはの森コース
 ・ちょっと捻った、ろくざん亭経由高尾病院裏経由大垂水峠経由
 ・小仏城山経由なら、日影沢林道城山東尾根、あるいは弁天橋経由
 ・小仏峠経由なら、美女谷温泉から、あるいは小仏BSから
 ・景信山からなら、小仏BS小下沢林道景信山東尾根から
 ・その先の陣馬山からも可能。途中にもたくさんの登り口が・・・
 ・北高尾、南高尾からの周回も可能ですね
 ・健脚向けの生藤山、あるいは三頭山経由の全笹尾根縦走
 ・戸倉三山からの吊尾根経由というのも考えられますね
 ・それ以外にも、バリエーションルートが多々ありますね。
◆どらが挑戦した食べ歩きというのもあります。
 高尾山から景信山へかけて、「利きなめこ汁」もやったことがあります。
 さすがに、1山行3杯が限界でしたが・・・
 茶屋ごとに味が違うんだよね~、さっぱり系、こってり系、しょうゆ味、みそ味
 何でもござれ・・・です。
 ちなみに、皆さんご存知でしたか?
 高尾山に近づけば近づくほど、値段が高くなるということを・・・
 高尾山周辺は350円、小仏城山からは250円が相場です。
 あと、夏の小仏城山の「かき氷」も豪快でいいですね。
 正直、どらでは食べきれないぐらいの大きさで、注文は、
 ハーフサイズにしています。
 黒豆あんこの「天狗焼き」も、はずせないですね^^;
◆あと、高尾山は花の100名山ですね。
 いろんな花が咲いていて、それを求めての山登りも楽しいですよ^^
 どらは、まだ見ていないのですが、「緑の二輪草」を見たいなぁと・・・
◆そうそう、忘れてました。12月中旬ごろのダイヤモンド富士^^b
 他の山だと日没後の下山が心配で、日帰りは厳しいですが、
 高尾山の場合は、ケーブルカーや1号路経由とかありますしネ^^
◆さらに、むささびを見るビヤガーデンで夜景というのもありですね。

詳しくは、次回からの記事で、お楽しみくださいネ^^

2015年6月27日

「花暦~はなごよみ」について

雪の中で、
けなげに咲く福寿草
山で出会うお花さんたちを、
オリジナルソング「花暦~はなごよみ」
スライド動画にアップしました。

作曲・作詞したのは、1年半前ですが、今回、美しい花の写真に合わせて、編集してみました。
顔に似合わず(自分で言ってしまいました^^;)、ロマンティストの「どら」でした^^;
-----------------------
<歌詞>
春はあけぼの 瑠璃(るり)沈む森に
染(し)みゆく光 浮かぶ二輪草(にりんそう)
古(いにしえ)に泣きし 恋人たちは
千歳(ちとせ)の時を超えて 巡りあい戯れる

一人静(ひとりしずか)は 儚(はかなき)き運命(さだめ)に
愛しき人を 偲(しの)び そろり舞う
ときおりそよぐ 微風(かぜ)に身を震わせ
謡(うた)い 謡う
また二人の時間(とき)が 重なりますよ・う・に

花びら白きは 一途(いちず)な想い
夏の初めに 岩銀杏(いわいちょう)揺れる
波打つ花弁(はな)は 乙女の祈り
常世(とこよ)の愛を信じ 水際(みずぎわ)にそっと咲く

秋は夕暮れ 茜(あかね)が溶(と)け込む
竜胆(りんどう)の花 あなたへ捧げます
やさしき笑顔 遠きそのまなざし
願い 願う
また二人の愛が 重なりますよ・う・に

花びら藍(あお)きは 切なき哀歌(あいか)
松虫草(まつむしそう)は 記憶の歌集
ひとつひとつの 花弁(はな)が詠み人(よみひと)
契りし「言の葉」舞う まなざしのその奥に

咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

冬はつとめて 雪ひかる路(みち)
福寿(ふくじゅ)の花が 片隅にそっと
花の暦(こよみ)は 永遠(とわ)の移ろい
恋人たちの並ぶ 足跡は春へ行く

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山に登るまでは、花には全く興味がなかった管理人どら。
いまだに、ほとんどの花の名前は知らず、写真を撮っては持ち帰り、あとでネットで調べて納得している状態なんですよネ^^
そこで、山で出会うお花さんたちをテーマに曲を作ろうと思い立ちました。
素人の拙い曲作りなので、いまいちなのはお許しください^^;

さてさて、歌詞の内容ですが、好きな花の花言葉に合わせて、和風テイストに捻ってみました。合っているかどうか、登場する花の花言葉を並べてみます。

二輪草(にりんそう)          
◇花言葉:ずっと離れない
ペアで咲く花です。かって一緒になれなかった恋人たちの生まれ変わりをイメージしました。
一人静(ひとりしずか)         
◇花言葉:静謐、かくされた美
吉野静とも呼ばれるこの花には、ドラマチックな言い伝えがあります。
歴史好きな方ならピーンとくるでしょう。悲劇のヒーロー、源義経の恋人、静御前(しずかごぜん)が、義経を偲んで、舞いを舞った時の姿になぞらえて名前がついたようです。歴史ドラマの涙の名場面ですね。
岩銀杏(いわいちょう)         
◇花言葉:清楚
高山の湿原に咲く花で、葉っぱが黄葉し銀杏に似ていることから、名前がついたようです。花の特徴は花弁の先端が波打っており、一途に想いつづける乙女心を表現してみました。
竜胆(りんどう)              
◇花言葉:あなたの悲しみに寄り添う
その色から哀しいイメージがつきまといますね。歌詞は、なくなった恋人を思い出しているイメージなんですが、暗いですね^^;
松虫草(まつむしそう)         
◇花言葉:不幸な恋、悲しみの花嫁
諸説あるのですが、松虫が泣く頃に咲くからというのが名前の由来のひとつです。「花びら藍きは・・・」に合わせて語呂の合う青い花を探したのですが、この花しかなくて・・・^^; 花弁のひとつひとつを和歌にたとえ、思い出す言葉のひとつひとつになぞらえたのですが・・・
どんどん暗くなっていきます^^;
福寿草(ふくじゅそう)          
◇花言葉:永久の幸福
ネーミングからして、いい花言葉が想像されますね。最後に明るくなって、よかったです^^ 雪の中で顔を覗かせる姿は、なぜかうれしくなりますネ^^
暗い流れの歌詞でしたが、最後に、恋人たちは一緒になれて、次の来世でも一緒になれる予感が・・・という締め方をしました^^

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この歌には、古典からの引用もたくさん含まれています。
まずは、その説明をしたいと思います。

枕草子(作:清少納言)
春はあけぼの・・・
夏は夜・・・
秋は夕暮れ・・・
冬はつとめて・・・

あまりにも有名な古典ですね。作者が1日の好きな時間帯を詠んでいます。
「夏は夜」も入れたかったのですが、語呂があわず、断念しました^^;

難波津の歌(古今和歌集/作:王仁?)
難波津の
咲くやこの花 冬ごもり
今は春べと 咲くやこの花

現在は、競技かるたで、競技開始の前に詠む句として有名です。平安時代には誰でも知っているほどの有名な句だったらしいのですが・・・
ちなみに、「どら」は百人一首に興味はなかったので、この句のことは知りませんでした。お正月に家族と、時々、かるたをやりましたが、取れるのは、「天つ風・・・」「田子の浦・・・」「いにしえの・・・」「玉の緒よ・・・」ぐらいでしたね^^;
最初から自分の前に、この4枚は並べていました^^;
実は、「咲くやこの花」を知ったのは、アニメ「ちはやふる」からでした^^

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画像は以下のフリーサイトからいただきました。
いい写真が多いので、訪問してあげてください。
足成
森の父さん花鳥風穴

2015年6月13日

名栗湖の周りの尾根を周回する、はずが・・・

6月10日(水)、白谷沢から登り、棒ノ嶺~槇ノ尾山~仙岳尾根~落合~金比羅尾根~金比羅山~さわらびの湯に戻るという大周回計画でした。

結論を先に述べると大失敗!!!
失敗の原因が、私の登山人生で、最もはずかしい理由でした^^;
実は、本ブログに失敗談のコーナーを設けようと、作り始めた矢先に、1位レベルの失敗を犯そうとは・・・(トホホ)
詳しくは、あとで・・・ネ^^

結果のコース
さわらびの湯~白谷沢~棒の嶺~槇ノ尾山~仙岳尾根~落合~名栗湖南岸路~さわらびの湯
歩行時間:5時間10分+恥ずかしい事件復帰時間

温度が上がるとの天気予報でしたので、沢沿いのコースがいいなと・・・
地図を眺めていると、名栗湖を周回するコースが浮かびました。
人気の棒ノ嶺(棒ノ折山)ですが、得意の一捻り!
やや長めですが日も長いし、温泉タイムも十分とれそうなので・・・
ウキウキ気分で出発しました。
名栗湖ですね。 これを周回する予定です。





白谷沢といえば、ゴルジュですね。
1回目のゴルジュを上から撮ってみました。













コアジサイがいっぱい咲いていました^^











「どこへ行くんだ?」の周りの目を意識しながら、
逆方向の槇ノ尾山へ向かいます



















この後の仙岳尾根は、槇ノ尾山から真北に伸びる尾根伝いを行きます。道迷いの可能性は低いと思いますが、作業道が多く、支尾根に引き込まれないように注意が必要です。道中、道標とピンクリボンが矛盾している箇所があります。
昨日の雨のせいか、あるいはもともとか、非常に滑りやすい粘土質の急坂が続きます。注意していても、2回滑りました^^;
この尾根は、登りに使う方がいいみたいですネ・・・
槇ノ尾山です。当然、誰もいません

仙岳尾根の途中にある見晴台
見晴台あたりは道があるような・・・ないような・・・
もちろん道標はなく、藪に覆われたけもの道のような道がいくつかありました。
地形図には右方向への道が記載されているのですが、戻っても見当たらないような^^;
意を決して、地形図上で一番なだらかな方向のけもの道を選んで、藪漕ぎ開始!
最後は、5mほどの崩落個所を滑り下りました。
(絶対この道じゃないなぁ^^;)
すぐ近くの林道への下降なので、安全であること確認済みです^^

あとは落合手前ですが、「道標は右、踏み跡は左」という分岐がありました。
管理人は、右へ向かいましたが、けもの道のようなトラバースが途中から続きます。嘘でしょ?というような、あてにならないリボンも散見されました。
トラバース方向を確認すると、北東方向へ大きく戻っていくので、結果的には、踏み跡が正解な気がします。
まあ、登りに使えば、悩むような道ではないと思いますが^^

滝好きの管理人がっかりの大ヨケの滝。
水量不足でいまいちでした・・・・・
名栗湖北岸は通行止めになっていました。
ということで、名栗湖周回は、失敗に終わってしまいました^^;

さて、金比羅尾根に登る時間の余裕はまだあるのですが、さわらびの湯が18:00までのため、行けば温泉タイムが非常に押してしまいます。
管理人は、着替え・おつまみ、などなど、温泉準備万端で来たので、それを無駄にするのが忍びなく、南岸経由で帰りました。
「金比羅尾根は、蕨山へ行くときに使えばいいや」と自分自身を納得させながらの舗装路歩きです^^
舗装路だと長く感じる・・・(苦笑)



さてさて、恥ずかしい失敗を公開します^^;

東飯能からバスに飛び乗ったですが、何か雰囲気が違うような・・・
それでも方向が合っていたので、気にすることもなく、ウトウト・・・
さて、到着してびっくり@@ あれ?あれ?あれ? 学校(自由の森学園)?
なんと、スクールバスに乗っていたのでした(爆笑←自分で笑うな!)
周りの目は気になるわ^^; 運転手さんに謝り、早々とバスを降りました^^;
恥ずかしい思い一杯に、その学校から通常のバス路線へ復帰のため、歩行開始。

ところが、ところがです。 地形図はあるのですが、広域地図がない;;
入れたはずの「山と高原地図」がなく、その付録の小冊子が入っていました。
何をしてんだろ?これを「弱り目に祟り目」というのでしょう^^;
バスの中では、ウトウトしていたので、道は覚えていません(キッパリ)
つまり、現在位置も、バス路線もどこにあるかが分からない状態です。
まわりの風景、道路の状態、地元の人に道を尋ねて、ようやくバス路線へ復帰することができました(それでも道は1回間違えました)
それにしても、あのスクールバス、路線バスに似ていました(言い訳です)^^;

唯一よかったのは、バス代が少し節約できました(こんなことで節約しても・・・)
そんなこんなで、あわただしい1日でした(おしまい)

しょうぶ満開の中の散策

6月9日(火)曇り空の中、山登りではありませんが、吹上しょうぶ公園(青梅市)の「花しょうぶ」が見事という噂を聞きつけ、とりあえず、見に行くことに・・・
見頃は6月一杯ということでした。
それでも、なかなかの見応えでした。

あんなにいろんな種類があることに、まずは驚き@@
とても覚えきれず、と言って、すべての種類を撮ることも無理があり・・・
ということで、好みを中心に撮ってみました。
たまには、山登り以外の散策もいいですねぇ~

ずっと奥まで、しょうぶ爛漫でした。

一列ごとに別の種類です。
一体、いくつあるんでしょうね?






こちらは、赤みがかった紫が素敵です^^
いやあ、きれいですね~

見事な白です。これが一番好きです。

アップで、「白仙」と言うそうです。
名前を覚えたのはこれだけでした ^^

ライトパープル系にも惹かれました^^

別の種類のピンク系です^^

奥と手前の対比、いかがですか?

ちょうちょもたくさん舞っていました^^