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お知らせ

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2024/03/17 4月7日の石裂山は, 駅から駅コースの(日光)鳴虫山に変更します
2024/02/26 5月以降の登山計画は、管理人の足の手術日程確定後に発表します
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2023年10月25日

町田市でクマが目撃された!

 10月18日に町田市でクマが目撃されました!
 ニュースで騒がれていますね。
 目撃された場所は、草戸峠の東側にある青少年施設「ネイチャーファクトリー東京町田
 前回記事で南高尾でクマの話をしました。
 実はクマが逃げて行った方向、草戸峠を、どらが翌日19日の同時刻30分後ぐらいに歩いていたんだよね。
 よく考えてみたら、翌日で助かった。
 同じ日だったら、遭遇していた可能性がある(怖)


 さて、このニュースを受けて、2023年の東京都のクマ目撃事例を調べてみました。
 かなり多いですよ。
 今年はブナ等のどんぐりが大凶作ということ。昨年は豊作で小熊の出産が多かったと思われること。
 要は消費者(小熊)が多いのに、供給(どんぐり)が不足している状況で、需給のバランスが崩れている状態となっています。
 クマも生き残るために必死なので、山から市街地へ食料を求めて移動するのでしょう。
 同時にここで考えなければならないのはクマも生き物なので、水のある場所もポイントとなります。
 何故、水のある場所?
 簡単な理屈です。
 水がなければ喉が渇いたら早々と退散するでしょう。
 水があれば喉が渇いてもその地域に留まる時間が長くなるし、そこを中心に活動エリアを広げることも可能となります。
 つまり山が迫っている市街地で水の補給もしやすい場所が、今後の遭遇危険性が高くなる地域だと推測できますね。

2023年7月12日

登山後のクールダウン やってます?

タオルストレッチ
 足首と腓骨骨折のリハビリ通院で、理学療法士の方と話す機会があり、色々と考えさせられることが…
 足の筋肉をチェックしたところ、2つの指摘がありました。
 うれしい指摘は「筋肉が年齢よりかなり若い」
 悲しい指摘は「筋肉が固い」
 実は陸上選手とか頻繁に登山する人に多く見られる筋肉だそうです。このタイプの筋肉の人は、怪我をしやすいとのこと(驚)


 登山を趣味とし、頻繁に山へ登る皆さんも同じ筋肉の可能性が高いかも…ね。
 そこで、登山後のクールダウン(静的ストレッチ)をお薦めします。

 以前に登山前のストレッチについてブログを書きました。
 要は登山前のストレッチの目的は「筋肉を温めること」で「筋肉を延ばす」ことではないということ。
 逆に登山後のストレッチの目的は「筋肉を延ばす」ことです。
 実はどらは、登山前に「筋肉を温める準備運動」はしていたのですが、登山後の「筋肉を延ばす運動」は正直さぼっていました。
 帰りに温泉に入る場合は、お湯の中で足のストレッチはしていましたが、自宅のお風呂では何もしていない結果に(反省)
 これでは筋肉が固くなるわけですねぇ。

2023年6月10日

チャットGPTとグーグルBard?

 久しぶりの登山以外の話題はいかがかな?
 皆さんも会話型AI「チャットGPT」と「グーグルBard」をご存じですよね。
 使ってみた感覚では、事実に弱く、創作に強いかな(苦笑)特に初めての質問には弱すぎる!まだまだとは思いますが、これから進歩していくのでしょうねぇ。現時点では使い方次第かな?と思います。
 そこで登山に使えるかなと、いろいろテストしてみました。それでは事例を紹介します。


使った会話型AI: グーグルBard

質問:電車とバスを使った笠取山への行き方を教えて?
回答:
笠取山へ電車とバスで行くには、次の手順に従ってください。
 1. 新宿駅から中央線快速に乗り、立川駅で下車します。
   ここまでは問題ないですね。
  2.立川駅から西武拝島線に乗り換え、拝島駅で下車します。
嘘つきました。 立川駅に西武拝島線は通っていません。
 3.拝島駅から西武バスに乗り換え、笠取山バス停で下車します。
   笠取山バス停って? どこの異世界の話だろ?
 笠取山バス停から登山口まで徒歩約10分です。電車とバスで笠取山に行く場合の所要時間は、約2時間30分です。
 笠取山への登山ルートはいくつかありますが、最も一般的なのは、笠取山バス停から登山口まで徒歩約10分、登山口から笠取山山頂まで約3時間のルートです。このルートは、登山道が整備されており、初心者でも比較的登りやすいです。
   ひたすら笠取山バス停がある前提で話し続けています(苦笑)
 笠取山の山頂からは、奥秩父の山々や富士山を眺めることができます。また、山頂には水場やトイレも設置されているので、日帰り登山にもおすすめです。
   水場やトイレがあるのは山頂ではなく、笠取小屋ですね。
   嘘つきだなぁ~

ただ、同じ質問を再度投げかけると修正されたりします。
さらに質問に追加項目を入れて掘り下げると、正解に近づくようですね。
ちなみに同じ質問を1時間後に投げかけたら、正解になっていました。
塩山駅→落合バス停経由でしたね。
AIも勉強中ということでしょう(質問を受けて勉強したんだ!)

では次に創作力をテストしてみましょう。

2023年2月21日

天気のことわざを科学する・動物行動編


 前回に続いて、天気のことわざの話です。
 今回は動物の異常行動と天気の関連ですね。
   天気というよりは自然現象かな。
 眉唾な話でしょう?と感じるものが多いのですが、意外と科学的だったりして(笑)
 頭から否定するのではなく、科学的な側面から、一度立ち止まって考えることが必要かな?


 なんだかUFO論争に似ているんだよね。
 肯定派は存在する(存在してほしい)という思い込み、否定派は宇宙人なんかいるはずがないという固定観念。
 そもそも、UFOの文字のどこにも宇宙人なんて言っていないのに(苦笑)
 直訳するとUnidentified Flying Object(未確認飛行物体)
 要は「何か分からないけど飛んでいるもの」なんだよね。

 だれだぁ~「私が出かけるとよく雨が降る」なんて言っているのは?
 そういえば以前に雨男、雨女は、本当にあるの?という記事を書いたなぁ。

ナマズが暴れると地震が来る
 そんなことはあるわけがないという固定観念は捨てて、考えてみましょう。
 実は、東京都水産試験場がナマズの異常生態に関する調査研究(1976年~1992年)のための実験棟を運営していました。実験は間接的な実験(地電流や振動との関連)のため、地震との直接関連ではありません。地電流との関係は証明されているのですが、地震との関連は証明は難しいところかな?
 定量的に観測しようと思えば、たくさんのデータが必要となります。全国の大規模複数地点に観測施設を設け、いつ発生するか分からない地震を待ち続けて日々の記録を付け続けることになりますね。これは予算がつかないだろうなぁ~
 ちなみに地電流に対する感度はウナギの方が上とのこと。
 「ウナギが暴れると地震が来る」のほうが、正解かもね(苦笑)

2023年1月25日

天気のことわざを科学する・空を見る編

 昔から言われている天気のことわざ「観天望気」、実は科学的根拠があるんですよ。
 雲の形がどうの?前線の動きがどうの?というのは取っ付きにくく、別の機会に譲ります。
 そういえば、以前に落雷の記事を書いたけど、そちらも参考にしてください。
 
さて今回は覚えやすい天気のことわざについて、紹介しましょう。
知ってるよ~という言葉が多いと思いますが、おさらいの意味も込めてね。

夕焼けは晴れ、朝焼けは雨
夕焼けが見えると翌日晴れ、朝焼けが見えると当日は雨が降るという。
 これって、科学的に考えたら当然ですよね。
夕焼け朝焼けは、太陽の光が雲にあたることにより発生します。そして日本では、雲は「西から東へ」流れていきます。
 日が沈む時間に西側の空が晴れていれば、それ以降は東側は晴れます。日が昇る時間に東側の空が晴れていれば、周期的に西側から天気が崩れていく。周期的にというのは、低気圧の移動速度が列島では平均3日だからとのこと。道理といえば道理ですね。

2022年11月13日

皆既月蝕に日本中が感動!

 11月8日(金)の天体ショー「皆既月蝕・天王星蝕」。楽しまれた方も多いのでは? まさに左のイラストのような姿に出会えましたね。
 なんでも、同時蝕は442年前の安土桃山時代以来とか。ということは1580年ということになり、織田信長の時代。石山合戦で本願寺が降伏した年ですね。
 2年後には有名な本能寺の変が起こっています。


さて外で見ようと家を飛び出したら、どらのお隣さんも鑑賞中!
日本中で、にわか天文学者が増えたんだろうなぁ(笑)
それでは写真を紹介します。
月蝕が始まりました。
でも寒い…
ずっと見ているのはつらい(泣)
ここで自宅の窓からも見えることに気づく!
椅子に座りながらの鑑賞に変更。
もうすぐ半月だ。
ようやく半分になった。
陰の部分が赤っぽい…
ほぼ陰になった(ワクワク!)
こんなにはっきり見えたのは生まれて初めてだ。

反対側に影が抜けていきます。
このあたり飽きてきたので、写真が少ない(苦笑)


ちなみに次の皆既月蝕は、2025年9月8日(月)となります。
忘れないようにしなくては…
どっかの山小屋か、テント泊してみようかな(笑)
こういう神秘的な天体ショーは、山の中で見ると特別かもね。
さて、12月の天体イベントを調べてみました。

2022年7月4日

熱中症と山登り

6月27日の梅雨明け宣言! 早いですねぇ~
もしかして今年の夏は長いの?
となると、登山の熱中症対策が気になりますね。
今回の科学の目は、熱中症に焦点を当ててみました。
科学的に考えると、意外な事実が浮かび上がりますよ。
帰るまでが登山!
充分な対策をもとに、後悔のない登山をしましょう。

まずは熱中症対策を、予防・登山中・帰宅後の三つの段階で考えてみます。

予防の段階
健康状態維持
 当然ですが、体調が悪いと熱中症・脱水症にかかりやすくなります。
 普段の健康管理だけでなく、前日の深酒・睡眠不足に気をつけましょう。
 ※これは自分に言い聞かせています(苦笑) 

準備するもの
 十分な水分と電解質(ナトリウム/カリウム)を準備しましょう。
 基本となる必要水分量は、登山の時間と気温に影響を受けます。
 歩く時間と体重で必要水分量を計算してみましょう。
 計算式:5mℓ×体重×歩行時間=必要水分量
山の中で飲み水がない!どうする?の記事へ
 登山中の水分量の補給目途は、上記の7~8割と言われていますが、
 安全を期して表の記載量は準備したいものです。
 さらに計算式で注意したいのは、真夏の場合は、5mℓが6~7mℓになります。
 そのため必要水分量は、2割増しで考えたほうがいいでしょう。
 ちなみに飲料は、利尿作用のあるカフェイン入りは避けましょう。
 コーヒー・紅茶・緑茶などは避けた方がいいですよ(麦茶はOK!)
 もちろんアルコールもね(苦笑)
 ちなみにビールは、1ℓ飲むと1.1ℓの水分が排出されるとのこと!
 
 さらにナトリウム・カリウムが補給できる食品の準備もポイント!
 汗をかいて水分を失う時に、体内のナトリウム・カリウムも一緒に排出されます。
 これらの成分は、浸透圧調節や神経伝達、筋肉の収縮などの役割があり、
 足攣り対策に効果があるんですよ。
 ナッツ類、ドライフルーツ、梅干し、昆布などに多く含まれています。
 考えてみたら、日本古来からの携行食「おにぎり」は理にかなっている。
 考えてみたら、日本古来からの夏の飲料「麦茶」は理にかなっている。
 梅干しと昆布のおにぎりと、塩入の麦茶で、完璧ですね。
 今年の夏登山は、この組み合わせでいこうかな?

2021年10月24日

火山噴火と山登り

昔から怖い物というと、地震・雷・火事・親父! まあ最近の親父は怖くなくなって、あきらかに軟弱化してますよね。人の事は言えないけどさ(苦笑)
 そして最近は、地震や火山噴火のニュースが頻発するようになりました。火山噴火で言えば、熊本の阿蘇山がまさに現在進行形です。



関東周辺に限定してみても、記憶に新しいところでは、御嶽山(2014年)、箱根山(2015年)、新潟焼山(2016年)、草津白根山(2018年)、浅間山(2019年)…
※気象庁発表の火山活動情報へのリンクを張っておきました。

さて、これは明らかに活動期に入っていますね。関東周辺の活火山は、幸いにも、噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)なので心配し過ぎる必要はないのですが、頭の隅に噴火するかも?の意識を持つことは重要だと思います。
 気象庁発表の火山地図に、最終噴火時期を入力してみました。

2021年5月4日

おやつ(木苺)を現地調達する?


山の中でおいしそうな果実を見たことがありますか?
そして口に入れようかなと悩んだりしたりして…
今回の科学の目は、木苺(キイチゴ)について
書いてみますね(笑)
実は、峠の涼風の2021年4月山行で、
たくさんのモミジイチゴの花に出会いました。
あの花たちが、もうすぐおいしい果実になるんですよ。
たぶん、5月末から6月初旬が収穫時期かな。
コロナが落ち着いたら、イチゴ狩りに行こうかなと密かに狙っています。

さて木苺といえば、一番有名なのはラズベリーですね。
これは食用で栽培されているので、山の中で出会うことはないのですが、
野生の木苺にも、食べられるものが多いんですよ。
ということで、主なものをリスト化してみました。
参考にしてくださいね。
お勧めは冒頭に記載したモミジイチゴです。
そのまま食べてもいいし、ジャムにするのもお勧め!

次ページでは、それぞれの写真を載せます。
毒はないので、見つけたら口に入れてみてはいかが?
ただし地面近くの物は、動物の排泄物などの心配があるので、
注意して下さいね(食べるのは自己責任ですよ)

2020年5月25日

ウイズ・コロナの時代へ 山小屋運営

やっと緊急事態制限が解除されました。
とはいえ社会は、コロナと付き合いながらの世界になっていくようです。
進化の世界では、
変われるものだけが生き残ることができる。
ダーウインの名言に、
生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。
絶滅した恐竜にならないためにも、各業態で、前向きに変わっていく姿勢が必要なんでしょうね。

なんだか社会全体が、自然回帰・地方回帰への方向へ向かいそうな気がします。
そう考えると、娯楽分野でもアウトドア人口は増えるのではないか…と。
都会で密集せざるえない娯楽から、田舎で密集しない娯楽への方向転換ですね。
自分自身が山登りをしていて、こんな山小屋があったらいいな(笑)
その観点で山小屋の運営を考えてみました。

2020年5月16日

どうなる?アフターコロナの登山

アフターコロナのビジネスはどうなるのか?
と考えていたら、
あれ?登山スタイルも変わりそうだなぁ…と。
確かにワクチンが開発されて、一般に浸透するまで
時間がかかりそう。
2年ぐらいは覚悟かな…
2年もそういう登山に慣れたら、それ以降も…かな。
さて、どうなるのかな?


2020年3月1日

登山保険を調べてみました

中高年の遭難が多い、事故が多いといわれますね。
でもよく考えてみたら、
本当に中高年のほうが遭難しやすい?
確率という観点から考えると、
計算式は 遭難件数=登山者数×発生確率
元々登山者数は中高年が多いので、
件数が多いのは当然かもね。
そこで本当の年齢別登山者数のデータはあるのかな?
と調べてみると、残念!ありませんでした(苦笑)



ちなみに平成31年夏期(7月~8月)の山岳遭難統計(警察発表)では、
件数自体は減少しているようですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
発生件数: 606件(前年比-115件)
遭難者数: 669人(前年比-124人)
 ※40歳未満(28%)/40歳~60歳未満(31%)/60歳以上(47%) 
死者行方不明: 54人(前年比-17人)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらら! 60歳以上の遭難が半分近くですね。
まあ年齢に関係なく、自分の身は自分で守りましょう。

そこで自分を守る手段のひとつとして、山岳保険への加入があります。
遭難の際に莫大な費用がかかるのが、捜索・救助費用部分。
保険に入っていないから救助要請を躊躇するなんて、本末転倒だしね^^;
さて各社から出ている山岳保険を紹介します。
自身の登山スタイルに合わせて、選びましょう。

年に数回だけ山に登るタイプ
 年間契約タイプの保険ではコストパフォーマンスが悪いと思います。
 国内旅行傷害保険などの短期保証型の保険契約にしましょう。
 ガイド登山、ツアー登山の保険契約はこのタイプで契約されていますね。 
 
 モンベル:野遊び保険 
 ドコモ:ワンタイム保険
 ソフトバンク:スポーツ・レジャー保険
 やまきふ共済会:ワンタイム保険
 YAMAP:登山保険
 Yahoo:山大好きプラン

月に1回以上山に登るタイプ(一般登山)
 このタイプは年間契約(または複数年契約)にしたほうがお得です。
 主に一般登山コース対象とピッケル、軽アイゼン以外のアイゼン、
 ロープワークを必要とする難コース向き登山に分かれます。
 自身の登山スタイルを考慮して、選びましょう。
 
 au損保:けがの保険・日常の事故
 日本山岳救助機構:JIRO
 日本勤労者山岳連盟:老山基金
 日山協山岳共済会:山岳遭難捜索保険
 日本費用保障少額保険:レスキュー費用保険
 モンベル:野外活動保険
 モンベル:山岳保険
 やまきふ共済会:山岳保険制度
 YAMAP:登山保険
 ココヘリ:会員制捜索ヘリサービス
 木村総合保険事務所(AIG損害保険):傷害総合保険 
  どらはここに加入していますが、継続契約主体のようです(残念)
  年間費用(2810円)の割に救援者補償額が高い(500万円)のが特徴です。   

信じるか信じないかはあなた次第! ではなくて…
どれを選ぶか選ばないかはあなた次第! です^^;

2019年7月18日

山の中で飲み水がない!どうする?(2)

前回の(1)の記事では、水不足にならないための準備の
お話をさせていただきました。
綿密な計画をたてましょうね。
とはいえ、山では何が起こるかわかりません!
ついに水がなくなった!
そうなった時のお話が、ここからのテーマになります。





2019年6月18日

山の中で飲み水がない!どうする?(1)

山の中で飲み水がない!
そんな事態に陥ったことがありますか?
以前に山の水を科学するという記事を書きましたが、
今回は追い込まれた時の水の話をしたいと思います。
そもそも追い込まれる前に、というか、
計画段階で緻密な水補給計画を組むことが重要です。
といっても山の中、何があるかわかりません!


具体的には、「水が足りない!」という事態には、3つのケースがあります。
1.持っている水が残り少ない、どう持たせればいいの?
2.水はある(川の水や湧水など)が、飲んでいいの?
3.見当たる場所に水がない、どう確保すればいいの?

上記に加えて、事前準備の考え方についても記載したいと思います^^b
これから夏登山の時期を迎えます。
皆さんの飲み水計画の参考になればと…


2018年9月28日

ダイヤモンド富士と山登り

「PHOTO.AC」からダウンロード
「ダイヤモンド富士」をご存知ですか?
富士山の頂上に日の出・日没の瞬間に
指輪の様に偶然、太陽がかかる現象です。
一度見てみたいと思っているのですが、
なかなか機会がなく…
ということで、見る機会はないかと調べてみました。
ただ見るためには、いくつかの条件があります。

1 空気が澄んでいて富士山が見えること
    当然ですよね。見えなければ意味がありません。
    雨の日は絶対無理ですからね。
2   富士山を中心に、東西の上下35度の角度内に位置しなけれなりません。
  そういう意味では街中でも見ることができるのですが^^;
  いやいや、登山を趣味とする人は、自然の中で見たいですよね!
3 リスクマネジメントの観点から宿泊できるか、あるいは下山が安全かも
  考慮する必要がありますね。
  里に降りるまでの時間が長いと、真っ暗な山道を歩くことになります。

そこで、今年中にダイヤモンド富士を堪能できる場所を調べてみました。
みなさんも挑戦してみますか?

2018年6月21日

山登りとスポーツ心臓

ここ1年、血圧を測ると正常値が続いています。
どらの場合「120前後/80前後」と安定した数値ですね。
山登りを始める前は、高い方で140前後だったのですが、
体重が減ってからは、いい感じが続いています。
が、ふと心拍数に着目すると、最近は50割れが!
あれ?正常値は「60~80」だったっけ?
何か心臓病の前触れ?
知り合いの看護師に話すと、「スポーツ心臓」ではと…
マラソンや水泳、山登りする人に多いそうな…
「病気でなければいいや」と思い直したところ、
万が一もあるので、健康診断の結果には気を付けようと…
さてさてこんな機会なので、
山登りの運動負荷について、調べたくなりました^^b

2018年2月22日

登山と花粉症(その2)

最近、どうも鼻水が…
しかも目がかゆいような…
ああ~ついに…
恐ろしい花粉の季節がやってきましたネ^^;
早春の山は好きなんだけど、これがあるからなぁ~と
ため息しきりのどらでした。
1年前に書いた記事「登山と花粉症」、
実は、当ブログの年間閲覧数1位なんですね。
悩んでいる人が多いんだなぁ~と(泣)
ということで、続きを書いてみることにしました。


さてさて、今回のテーマは食べ物!
食べ物で花粉に強い体を作りましょう^^b
どうせならと、どらの好きな順に紹介します。
決して、差し入れを期待しているわけではありませんよ(忖度歓迎?)


2017年10月28日

ヒートテックは山で使えるか?

いよいよ冬山シーズンですね。
よく登山では、綿製品やヒートテックは向いていないとか言われますね。
綿製品は、水分蒸発の際の気化熱云々で危険というのは理解できるのですが、ヒートテックも…
「本当かな?」「根拠はあるのかな?」と…
ヒートテックを着た方は実感していると思いますが、薄い割に本当に温かい^^
世の中から「ババシャツ」を追放したぐらいですからね!

どらは山登りの先輩方の意見やメーカーの発信を聞いても、
「一度考えてみる」「調べて見る」という好奇心旺盛な性格です。
ということで、ヒートテックの原理・性能・素材について調べてみました。
結論は? 簡単に言うと、
登る山の状況やリスクに対するTPOの使い分けだなぁ~と確信しました。
ちなみにどらは、ユニクロの回し者ではありませんよ^^;

2017年8月21日

山ごはん 保存と充実の裏ワザ

山での食事、おにぎり派が一番多いのでしょうねぇ
なんといっても、携帯に便利ですからね。
ちょっとしたおかずも用意すれば、
自然の中でのランチタイムを満喫できます。



どらはランチタイムの時間が長い(1時間くらい)場合は、
そんな山ランチにも凝るタイプです。
山ディナーにも活用できますよ。

山の楽しみ方は人それぞれ^^
ただ「登るだけ、歩くだけ、自然を満喫するだけ」ではなく、
ランチにも凝ってみてはいかがでしょうか?
ただ季節によっては食材の保存が気になりますね。
今回の科学の目は、保存の裏ワザについて語ってみたいと思います。
キーワードは、「おいしい・軽い・すぐできる」です。

2017年5月16日

山蛭なんて怖くない!


登山者の天敵のうち、一番気持ち悪いものは何?
人によって答えが違うかな?
いえいえ、結構共通している気がしますよ。
6月ごろから活発になる気持ちの悪い生き物!
そう、山の吸血鬼「山ビル」ですね^^;
さて今回の科学の目は、そんな山の嫌われ者
「山ビル」についてのお話です^^b

ちなみに山ビルを、あまり怖がる必要はありませんよ。
昔の人はしもやけ対策に、ヒルに血を吸わせていたぐらいです。
とは言っても…
大群がじわじわ押し寄せてくる精神的攻撃力は、半端ないですからねぇ^^;
今回は科学の目らしく、山ビルの生態から考えてみましょう。
「敵を知れば、百戦危うからず」です!